原野商法などをはたらく詐欺師に見られる特徴を理解しておこう

原野商法などの詐欺師に見られる特徴

原野商法などの詐欺師


原野商法は不動産としては無価値な、いわゆる「負動産」を消費者に売りつける悪徳商法です。
詐欺の一種に含まれる原野商法は時代の流れとともに手口が増加し、現代では二次被害に遭う人が増加しています。
悪徳業者は無価値であることを消費者に悟られないように、さまざまなうたい文句で歩み寄ってきます。
本記事では、原野商法などをはたらく詐欺師に見られる、さまざまな特徴について解説します。

口がうまい

詐欺師は事実ではないことを、あたかも事実のように伝えて相手をだますため、信ぴょう性があるような話し方をします。
興味がなくてもつい聞き入ってしまったり、政府や信用できる期間の名前を出されたりすると、信用してしまいがちです。
詐欺師は総じて口がうまい人が多く、誘導尋問などによって気付いたら負動産を購入していた、ということも少なくありません。
こちらが核心をつくような質問をしても、口のうまさや回答をうまくはぐらかして回避されることもあります。

著名人とのつながりをアピールしてくる

著名人とのつながりをアピール


消費者が信用してしまいがちな、だまされやすい行動のひとつとして、著名人とのつながりが挙げられます。
芸能人や俳優、大企業の社長といった著名人とのつながりをアピールされると、ついつい信用してしまうという人は多いものです。
ビジネスにおいて著名人とのつながりは関係しないことが多く、よくよく考えると関連しないことに気付くでしょう。
近年では写真の編集技術が向上しているため、事実を捻じ曲げた合成写真を見せられることも少なくありません。

写真を嫌がる

一見、堂々と人をだましているように見える詐欺師ですが、フタを開けてみるとウソがばれないか常に心配しているのです。
だますのに成功したあとは証拠から身バレなどを防ぐために、早く逃げたい、と考えています。
写真は証拠となるもののひとつであり、写真を嫌がるような人は詐欺師である可能性が高いです。
また、別の箇所を撮影しているときに写真を確認してくることも、詐欺師に見られる言動のひとつとなります。

個人情報が謎に包まれている

個人情報が謎に包まれている


ビジネスシーンでは名刺を交換してから商談の席に臨みますが、名刺に記載されている情報が正しいとは限りません。
詐欺師は自分の個人情報を隠すために、偽名や偽造された身分証明書類を提示することがあります。
なかには所属している企業自体が存在しないこともあり、気付いたときにはお金を持ち逃げされていた、ということもあるのです。
また、口座情報など不審な個人情報を求めてくるような人も、詐欺師である可能性が高いです。

理由を付けてお金を要求してくる

詐欺師のゴールはお金や個人情報を獲得することであり、これらが達成できたあとはすぐに姿をくらませます。
特に、お金については直接的な利益につながることから、多くの詐欺師が目先のお金を獲得しようとします。
必要以上に前払いを要求したり、寄付を依頼してきたりするような業者は、詐欺業者である可能性が高いです。
不動産売買においては頭金や敷金・礼金などの名目で、前払いを要求してくることがあるため注意しましょう。

おわりに

本記事では、原野商法をはじめとする詐欺師に見られる言動について解説しました。
詐欺師には下記の特徴が見られることがあるため、少しでも怪しいと感じたときは注意しましょう。
 口がうまい
 著名人とのつながりをアピールしてくる
 写真を嫌がる
 個人情報が謎に包まれている
 理由を付けてお金を要求してくる

詐欺師はお金や個人情報が目的であり、これらが達成できたあとはすぐに姿をくらませます。
原野商法、および二次被害に遭わないために、すべての情報を信用せずに不明点は積極的に質問しましょう。

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2024年11月05日|コラムのカテゴリー:原野商法について