原野商法や二次被害を防ぐ|土地の価値
世間に流通しているものは、高い需要があれば売買の価格が高額になり、供給量が多くなるほど価格が抑えられます。
不動産は動かすことができない資産であることから、人口や近隣施設などによって価格が変動します。
高い人気を誇る不動産は価値も高く、かつて低額だった土地が時代の変遷により高額になることがあります。
本記事では、原野商法や二次被害に遭わないために、土地の価値が上がる要因について解説します。
価値が高い土地の特徴
価値が高い土地には、下記のような特徴が見受けられます。
立地条件が良い
駅から近かったり、周りにスーパーや薬局などがあったりするような土地は、価値が高い傾向にあります。
駅からの距離については通勤や遊びに出掛ける際の利便性に大きな影響をおよぼすため、特に重視する人が多いです。
また、ビジネスの中心地や都心部に電車1本で行ける土地なども、価値が高くなります。
建ぺい率や容積率が良い
建ぺい率や容積率が大きい土地ほど高く売れる可能性が高くなるため、価値が高い土地といえます。
建ぺい率とは敷地面積に対する建築面積の割合であり、容積率は敷地面積に対する延べ床面積を指します。
これらの値が大きくなるとそれだけ広い土地であることがいえるため、建てられる家も大きくなるため高値で取引されます。
形状が四角形に近い
多くの家屋を上から見てみると、長方形や正方形をかたどっていることが多いものです。
四角形の土地は広さを最大限に活用して建物を建てられるほか、道路への接地面が広くなるため、交通がスムーズになります。
建築においても、丸い土地は隙間やムダなスペースが発生しますが、四角形の場合はムダなスペースを最小限に抑えられるため、同じ面積でも高い価値を持ちます。
今後価値が上がる土地の特徴
こちらでは、今後価値が上がる土地が持つ特徴をご紹介します。
土地開発が進んでいる
所有する土地の近くで商業施設の建設や行政が参入して土地開発が進んでいる場合、価値が上がる可能性があります。
たとえば、地方都市に最大級のショッピングモールが建てられた場合、多くの集客が期待できるため需要が高くなるのです。
土地開発によって需要が高くなる可能性がある土地は、価値向上が期待できるため、売買によるマネタイズや利便性向上が実現できるでしょう。
新駅や新線が計画されている
土地開発の一環として、新駅や新線が計画されている土地も今後価値の上昇が期待できます。
近年ではリニア中央新幹線の開発が注目されており、それにより名古屋駅西側の地価が上昇したという事例があります。
新しいインフラは長年にわたって利用されるため、付近の土地は今後価値の上昇が考えられるのです。
インバウンド需要がある
近年では訪日外国人・インバウンドに需要があるか否かで、土地の価値が変動することがあります。
北海道や京都などはインバウンド需要によって土地の価値が向上した都道府県であり、主に観光地が上昇したといえます。
ただし、インバウンドについてはいつまで続くのかが不透明であるため、売買のタイミングには注意しましょう。
これらに該当しない場合は処分を検討しよう
ここまで紹介したのは現在価値が高かったり、今後価値が上がる可能性があったりする土地ですが、すべての土地が該当するわけではありません。
原野商法の際には上記のようなうたい文句で詐欺を働き、所有者はいつまでたっても価値が上がらない土地を所有し続けることになります。
売りたくても買い手が付かないため、泣く泣くランニングコストを支払い続けているという人は多いことでしょう。
いわゆる「負動産」の所有者は、当社のような処分業者へのご依頼をご検討ください。
処分時には一時的に費用が発生しますが、以降はランニングコストも発生しないため、実質的にはお得に処分ができます。
負動産の処分にお困りの方は、ぜひご相談ください。
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おわりに
本記事では、土地の価値が上がる要因について解説しました。
立地条件が良い・建ぺい率や容積率が良い・形状が四角形に近いような土地は、現在価値が高い土地です。
また、土地開発が進んでいる・新駅や新線が計画されている・インバウンド需要があるような土地は、今後価値が上がる可能性があります。
これらに該当しない負動産をお持ちの方は、費用面を考慮して早急な処分をおすすめします。
この記事を書いた人
リゾート・バンク コラム部
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